夏はそうめん、お蕎麦に、うどん、和風パスタなど冷たい麺類の美味しい季節。冷たい麺類を美味しく食べるのには薬味が欠かせません。薬味といえば刻んだネギ、ワサビ、ミョウガ、青じそ、ショウガなど、風味と香りでシンプルな麺類を引き立ててくれます。
薬味は少量で済みますが少し高価…。そこでおすすめなのがベランダ園芸。ご自宅で簡単に育てられて新鮮さが味わえる薬味をご自宅で育ててみませんか?
夏の冷たい麺を美味しくする脇役!和風のスパイス薬味の役割とは?
薬味の役割は、なんといっても風味をプラスすること。和風のスパイスともいえます。麺つゆはだし汁をベースにシンプルな味なので、薬味を入れることによって香りが加わり食欲増進にもつながります。夏バテ防止にも欠かせません!
薬味は麺類だけではなく、お刺身など魚料理にも大活躍。魚のくさみや生臭さを消す効果があるんです。すりおろしたショウガやワサビは殺菌効果もあり、夏の季節には食中毒の予防にもなります。また野菜との相性もよく、サラダのドレッシングやトッピングにしても味の引き締役に。シンプルな食材こそ、薬味を使うと料理の引き立て役や彩りになります。
このように、和食にも洋食にも便利な薬味ですが、どのように用意していますか?
ショウガなどは生を購入し、卸金ですりおろし新鮮な状態でも使いますが、チューブタイプのものがスーパーなどで手に入ります。ワサビは生のものが手に入りにくいことが多いため、同じくチューブタイプのすりおろしワサビを冷蔵庫に常備されている方が多いのでは? ネギも常備野菜なので、食べる直前に刻んで加えますよね?
しかし、ドレッシングの味としても人気の青じそや、カツオのお刺身とも相性が抜群のミョウガは、冷蔵保存でも鮮度がすぐに落ちてしまいます。この2つの薬味。スーパーで購入しておいて一度は使っても、なかなかタイミングが合わずに使い切れていない方も少なくはないはず。
実は、青じそとミョウガは簡単に育てられるんです!
簡単!一度植えれば待つだけ!?毎年収穫できるミョウガ
ミョウガはショウガ科の多年草。スーパーで販売されている部分は「花蕾(からい)」という部分です。包丁で細かく刻んで、カツオなどのお刺身のツマとして、また、すりおろしたショウガなどと一緒に薬味として一緒に食べると生臭さが消え、さらに香りよく美味しくなります。
そんな和食の名脇役ミョウガですが、実は育てるのはほんとに簡単!
ガーデニングなどに興味のない方、園芸の知識がほとんどない初心者の方でも育てられる薬味なのです。
実は簡単!放っておくだけ!?ミョウガは自家栽培できる!
まず、ミョウガはタネからは育てるのではなく、ポット苗を購入します。園芸店やインターネット通販で手に入ります。
庭植えにすれば、植え付けからそのままほっておいても毎年収穫が出来るので経済的でもあるんです。
同じ土のままでは3年ほどで出なくなってしまうと言われていますが、我が家(関東地域)では庭を少しずつ勝手にミョウガが移動して、毎年収穫ができています。
鉢植えやプランターでも栽培が可能です。ミョウガの背丈は成長すると40㎝ほどになることもあり、葉も細長くて大きめです。植木鉢を選ぶ際には安定性のあるものを選んでくださいね。
また耐寒性があるため、寒い地域も含めほとんどの地域で栽培することが可能。冬は落葉し根っこだけで越冬し、また春から夏にかけて茎と葉が成長します。
ミョウガを植え付ける時期と場所、注意点
植え付けのための土は、市販の培養土を用意します。時期は3月から6月までに行うとその年の9月には収穫が可能です! その翌年からは夏の時期の収穫になり、丁度そうめんなどの薬味として大活躍する季節に!
庭植えの場合はちょっとした庭の隅っこのスペースで十分です。水はけが良居場所であれば、半日陰になってしまう場所でもOK。逆に直射日光がガンガン当たらない場所にします。水やりは、特別に乾燥していなければ、毎日でなくてもミョウガの花蕾は成長していきます。どんどん増えていくので、隣の家のお庭などにまで増えていきそうでしたら、適宜抜いてくださいね。
鉢植えの場合も、直射日光があたらない場所に置きます。1年中ベランダなと外に置いたままで大丈夫です。注意点は、植え付けから夏の間は水やりを毎日行うこと。3年経つくらいには新しい土で植え替えをするようにしてみてください。
収穫タイミングは?
そしていよいよ収穫です。
ミョウガが、どんな状態で大きくなっているかを知っている方はあまり多くないのでは? スーパーに販売されているミョウガの部分は「花のつぼみ」なのですが、地上の茎や葉に付いているわけではありません! なんと地中にあるのです。花のつぼみなので花が咲きます。ここがポイントになります。収穫は花が咲いてしまう前に行います。収穫のサインは地中から花蕾がちょこっと顔をだしたとき。見逃さず花が咲かないように気をつけましょう!
和風ドレッシングでもおなじみ、お刺身の添え物にも欠かせない青じそ
さてもうひとつ、お刺身の飾り付けや麺類の薬味で人気の青じその育て方も簡単なのでご紹介します!
青じそは大葉とも呼ばれます。香りがとても爽やかでトマトなど夏野菜との相性も良く、サラダに刻んで風味付けとしてもおすすめです。
収穫が終わったらタネを取って2年目はさらに節約できる!
タネも数百円以下で手に入りますが、ポット苗も価格で比べるとそう変わりません。
4人家族でも数本の収穫でまかなえるので、初心者の方はポット苗を購入することをおすすめします!
1年草ですが、タネを取っておき2年目からは購入せずに済むのでとてもリーズナブル。
庭植え、鉢植えのどちらも可能です。プランターや植木鉢に植え付ける場合は培養土を用意します。半日陰で十分育ちますのでベランダ園芸にも最適です!
青じそを収穫し長い期間楽しむためのちょっとしたコツ
植え付けは4月から6月の間に行えば、すぐに収穫が可能です。
植え付け後の水やりは毎日行います。とくに真夏の水やりは2回必要です。庭植えも乾燥していたら適宜行います。
ひと夏に次々に収穫するコツは摘芯、という作業。花穂がつかないために、30㎝に伸びてきたら中央の茎の部分をカットします。背丈が30cm以上になると「花穂」が出てしまい、これにて収穫は終了してしまうのです。タネを取るためには花穂を付けたままにします。
お料理に使いたいときにすぐに好きな分だけ収穫!簡単ベランダ園芸
たったこれだけの作業をすれば料理に使いたい時に、ぱっと葉を摘んで収穫できます。なにより新鮮なので、香りも柔らかさも市販のものとは別格! また使いたい分だけ使えるので無駄にすることがありません。少しの薬味に使うために購入するのは少々価格も高いと感じる青じそ。ご自宅で栽培すればリーズナブルで節約になるうえに食生活も豊かになり、夏の食卓を彩ることが出来ます!
これで夏を乗り切れる!そうめん、うどんに薬味を加えて美味しさプラス!
夏の定番食といえば、そうめんやうどん。自分の育てた薬味で一手間かけると、一段と美味しくなるはず!
稲庭そうめん 切れ端麺400g×4袋(16人前)
¥2,972(税込、送料込) 297リアル
五島うどん あごだしスープ付き
¥1,000(税込、送料込) 100リアル
伊藤久右衛門 宇治抹茶そば 200g袋入2人前
¥340(税込、送料別) 34リアル
まとめ
いかがでしたか? なにかと重宝する、冷たい麺類を引き立てる薬味。添えるのと添えないのでは大違い! なかでも青じそやミョウガの栽培は簡単でベランダ園芸で楽しめます! 苗やタネを購入すればリーズナブル。お子さんと一緒に植物を育てる体験もできます。そして青じそはタネを残したり、ミョウガは植えたままで来年の夏も楽しめるので、さらに節約にもなります!ぜひ試してみてください。意外にハマるかもしれませんよ。
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